史織の2歳の誕生日。 強烈過ぎる自我の主張と平均よりも発達が早いらしい身体能力。 これらの合わせ技に裏打ちされたヤンチャぶりに振り回されっぱなしの毎日。 1日の中で何十回、お母さんは 「史織、こんにゃろめ!」と頭にカッカ来ることか。 叱って、誉めて、怒鳴って、泣いて、感心して、笑い転げて、 無数の母娘間バトルを繰り返しながら迎えた2歳の誕生日。
夕食が終わった後、いよいよ誕生日プレゼントの開封。 自分の誕生日のお祝いだとホントに判っているのか、 ほっぺたを紅潮させてキャーキャー大変なはしゃぎっぷり。
文英伯母さんからは電報だけじゃなく、 高価なブランド物の靴と純白のコートを頂いた。 セレブな史織さま、これ着て履いて、どこへ行こうか。
浜坂のおじいちゃん・おばあちゃんからは本と玩具のスタンプセット。
志乃ぶ叔母さんからはブタさんの雨傘と黄色い長靴。 雨や雪の日のお出かけにはピッタリ。 文英伯母さんにもらったコートを着れば完璧なコーディネート。
史織お待ちかねのバースデーケーキ。 自分で 「ハッピ・バースデー・トゥー・ユー」と大声で歌い始めた。 覚えて歌えるのは感心だけど、自分はユーじゃなくてミーだろっ 何はともあれ今日は甘いものをたくさん食べてもOKにしよう。
家で子供の誕生日をお祝いすることなど 我々2人にはもう永遠に来ないだろうと思っていたのに。 この子で、史織で、本当によかった。 Shiori is a reason for living.